設備決め その1

2003年7月27日
 この日は東日本ハウスの支店にあるショールームで実物サンプルをみながら設備の内容や色の打ち合わせです。また、この日はインテリア担当のOさん(オーさん、決して「まる」さんではありません)と初めてお会いしました。

キッチン:ヨメのこだわりどころです。サンウェーブのPittoシリーズの提案で以前にも書いた通りヨメのお気に入りのシリーズです。モデルハウスでの打ち合わせでL型から285cmのI型に変更になりました。今日は扉の色と取っ手の形、引き出しの構成などを決めました。食器洗浄乾燥機は手持ちのがあるので、台の左端には最低でも35cmの幅が必要となります。それに伴ってシンクの位置・大きさ・水栓位置を決めるのですが、当然水栓位置はシンクの右側になります。ヨメとしてはシンクは可能な限り大きな方がよいのですが、食洗機スペースを確保しても大きなシンクにできるかが検討課題として残りました。他には流し台の上面をステンレスではなく人造大理石するかどうかも検討です。見た目の上からも傷が目立ちにくいことからも人造大理石が良さそうな感じなのですが。食器棚はこの時点ではサンウェーブのもので考えていました。

バスルーム:東日本ハウスオリジナルということになっていますが、モノ自体はINAXからのOEMで提案はi-bath2003シリーズです。「iなんとか」のネーミングは風呂にまで来てるのか、とMacユーザーである私にはちょっとフクザツな気持ちです。
 提案は1818というサイズで1.75×1.75mの浴室でした。このときの打ち合わせで浴槽は標準タイプ(長方形タイプ)を選びました。Sさんは「ワイド浴槽(ひょうたん型と勝手に命名)じゃなくていいですか?」と聞いてきましたが既に予算的には厳しいところなのでそうしたい気持ちはあっても「標準でいいです」と答えてしまいました。私としては浴槽はFRP(強化プラスチック)ではなくできれば人造大理石にしたかったのでここで余計なコストはかけたくなかったのです。とはいえ、ワイド浴槽は浴槽内に腰掛けるところがあって体の自由がきかなくなってからも入浴しやすそうですし半身浴もしやすそうですからとても魅力的ではありました。あとは床や壁の色をとりあえず決めて一旦は終了です。

洗面台:これもINAXからのOEMで「きらめき」というシリーズです。見た目にはとても高級感のあるものでここでは流し下の収納のタイプと扉の色を決めました。ただ、ヨメは今ひとつ納得している感じではなくあくまで暫定的な決定かなという感じです。

トイレ:INAXのOEMので提案では1階はオリジナル便器+便座はシャワートイレで操作パネルが便座に付属しているタイプのもの、2階はオリジナル便器+暖房便器でした。また1階には手洗いカウンターもつきます。これらは色も種類も多いのでやはり暫定的な決定となりました。ヨメとしてはシャワートイレで操作パネルが便座につくタイプは掃除がしづらくなるとのことなのでリモコンタイプのものに変更になる可能性大です。

一応一通り決めることは決めたのですが、これは後に大きく変更されることになりました。

 この日は他に床のフローリング材質と色の選択、ドアのデザイン、玄関収納の型を決めました。あとは今後の参考にということで外壁材、玄関ポーチに使うタイル、瓦も見てきました。フローリングは;
 1階:ナラ無垢材、ミディアムカラー(いわゆる茶色)
 2階:カバ桜合板、ミディアムカラー
に決めました。床の色が決まればドアの色や壁のクロスの色もある程度絞られてくるのでここを決めてしまえば後が楽かなと、このときは思いました(・・後で甘かったと痛感するのですが)。

 この日の話し合いでSさんが示したコストの配分の考え方として「1階は客を通す所かつ長時間過ごすところだからこだわるところはこだわってコストをかける、2階は基本的に寝るところだし、人を通すことはないので標準仕様で削れる所は削る」という考え方は私的には非常に納得させられるものでした。そしてこの日の後はコストをかけるべき所とそうでない所のメリハリをまず考えるようになりました。ちょっと遅ればせではありましたが。