外構概要

 家造りにおいては外構も重要な要素です。外観の上でもそうですが実際に暮らしていく上でも住み心地に大きく影響してくるところです。メーカーによっては外構は別に考えねばならないところもあるようですが、うちの場合最初の図面提示から外構プランが含まれていました。

外構に対する希望
 私達の敷地は奥行きが長く間口(北側の道路)からかなり奥まったところに家が建つことになります。間口と家の距離は約13m、道路の高さを基準にすると家の基礎は80cm前後高いところになります。このスペースは当然駐車場として使うことになりますが、将来的なことを考えると何かを建てる可能性もありますから道路から家の手前までフラットにしておきたいところです。また、その何かを建てると駐車場が無くなってしまう可能性もあるので、今度は間口とは反対側に1台駐車できるスペースを確保しておこうと考えました。幸い家の裏手にあたる敷地の西側は幅6mの位置指定道路になっているのでここに車を入れることは可能です。つまり敷地の両端(北側13m、南側5m)を約60cm掘り下げてコンクリートで舗装することになります。駐車場に関しては車を持ってからこちらずっと雨ざらしだったのでここはやはりカーポートもつけたいところです。

提案内容
 以上の希望を踏まえた上で提案された外構は間口から玄関までのアプローチはバリアフリーにするためスロープに、ポーチにもスロープがも設けられていました。駐車場と家の間は飾りブロックによる塀と植栽(レッドロビン)で区切られる形になっていました。またリビングに続いて4×3mのウッドデッキ(これも一応外構扱いのようです)がついていました。もちろん駐車場は上記の通りです。間口が11mあるためアコーディオン式をはじめとしてゲートは合うものがなく鎖内蔵型で地中収納ができるポールが提案されていました。カーポートは間口5.7m(2台用)で屋根はポリカーボネート仕様となっています。他にも西側の位置指定道路沿いにはフェンスが入っていました。

 一番の関心事はやはりコストです。一般に外構は建物の価格の10%前後が目安と言われているようですが、この内容だととても10%で済むとは思えません。Sさんによればコンクリートを打つ面積が極めて広いのでかなりコストはかかるとのことで、敷地の両端に駐車場をつけているのでこれは仕方ないことなのですが・・。
 こうして地盤改良工事・家本体・設備・外構・各種手数料まで含めた全体の見積りが提示されました。