図面承認

 本契約と並ぶ着工前のもう一つの区切りの図面承認です。契約の時点でメーカーからは「契約図面」という表紙がついた冊子(?)が渡されます。これには家の図面、配線図、外構の図面の他、家の内外装の仕様一覧、各室のクロスの品番一覧、家の所在地の地図等がまとめられています。この冊子はメーカーと私達とで同じものを持ち何か変更が生じた場合は赤インクで双方の冊子に同じように変更内容を書き込んでいくという仕組みになっています。契約後はこの冊子を持って打ち合わせに臨んでいましたが、結局契約後も図面にまで及ぶ変更があったため図面は赤線・赤文字だらけになってしまいました。決められることは全て決めてから契約をという決心はどこかへ行ってしまったようでしたが、さすがにここまでくれば図面への変更はないものと思います。・・多分。

2003年10月11日
 この日メーカーのショールームでの打ち合わせで最終図面(本図面)の確認を行いその承認を行いました。ここで確認する図面は1階・2階の平面図、立面図、敷地内での建物の配置図です。これまでそれこそ孔があくほど見てきたものですからそれ程時間もかからずに確認しいよいよ承認の実印を押します。ちなみにこの本図面は普通の紙ではなくて半透明のフィルムのようなものに印刷されていました。

1階平面図(ピンボケご容赦)


 図面承認も滞りなく済んで、今後は役所への確認申請などに入りこれは完全にメーカー任せになります。色決め・配線・照明はこの後に決まり、配線図が完成し仕様書の空欄が全て埋まった段階でそれぞれに実印を押し承認しました。その後今度は「最終図面」という表紙がついた冊子を渡されます。この時点ではまだ外構内容が確定していないのでその図面は綴じられていませんが、契約図面と同様に今後はこの図面に赤字で変更内容が記されていくことになります。さすがに今度はあまり赤い文字が入ることはないと思いますが。
 この「最終図面」が来てあとはいよいよ地鎮祭、着工です。