敷地調査・ゾーニング

 私達が土地を取得してから家造りに気が向くまでおよそ1年のタイムラグがありました。私達的には家どころじゃないその期間も営業のSさんは展示会や現場見学会などの案内に時々我が家を突撃訪問していました。当然その時は玄関先だけでしたが、2003年5月になってようやくSさんに私達の土地をみてもらうことになりました。
 土地を購入するに当たって現地を見に行った時に私はその土地は南北に長い土地という認識でした。ちなみに道路(幅11mの市道)は北側になるのですが北道路でもかなり縦長なので北側に駐車場と予備スペースをとっても南側にある程度の余裕が持てると思って購入したのです。

2003年6月22日
 我が家でのSさんとの初打ち合わせの際にSさんが土地に関する詳細な生活環境調査結果をまとめてきてくれたのですが、ここで衝撃的な事実が判明しました。土地の長軸は南北方向から東に約45度ずれていて、北だと思っていたのは実は北東だったのです。この地域の原住民(?)である私は「海のある方向が南、街道と直交している道路のある方向が北」という感覚が染みついているのでこのような勘違いをしてしまったのです。思えば街道と直交している北道路が大きくカーブしているところに土地があったのに気付いていなかったようです。土地を見に行くときには方位磁石が必須ですね。今更気付いても遅いのですが。
 気を取り直して土地に関する調査結果を聞いて、ここに家を建てるに当たっては法規制上何の問題もないことを確認しました。その上でSさんは私達の生活パターンや将来に対して考えていること、そして家に対する要望などを細かく聞いて大雑把な空間の区分け(ゾーニング)をしていきました。そしてこの日は今後のスケジュールはもちろん資金面まで含めた家造りの大きな流れを説明してもらい、次回打ち合わせの日取りと土地の地盤調査の予定を決めて打ち合わせ終了です。

2003年7月4日、8日
 この2回の打ち合わせでここまでで曖昧だった点をはっきりさせ、その後手持ちでこのまま使い続ける予定の家具の採寸を行いました。あとは設備関連での希望などを話し本体以外にかかる費用の具体的な内容とその大まかな金額についての説明がありました。これが結構バカにならないくらいかかります。・・というか、家以外でこんなにかかってしまってほんとに家建てられるのか?と思ってしまうくらい。他にもいろいろと打ち合わせをして次回はいよいよラフな図面ができるとのことです。ちょっとわくわくです。