柱の亀裂

2003年12月19日
 夕方に工事担当のSKさんから自宅に電話が入りました。この日和室へのサッシ窓の取り付けが行われ、その際に今まで紙で養生されていた柱の養生紙を取り去ったところ柱の一本に亀裂が入っていたというのです。当然交換になりますが、材料の手配の都合があるのでその日取りは今のところ未定です。

ちょっと写真では判りづらいですが、真ん中に写っている掃き出し窓にかかる柱に問題の亀裂が入っています。

亀裂のアップです。下端から約80cmの亀裂が入っています。一瞬みると背割りか?と思いますが・・。

問題の柱の上部です。交換の方法はこの柱につけられている両側のパネルを外してから上の梁をジャッキアップして柱を外すそうです。ここまでしっかりと固定されている梁を動かしても大丈夫なのか・・正直ちょっと不安ではあります。

掃き出し窓反対側の正常な柱です。4寸の檜無垢材で非常に綺麗です。

 20日の午後、現場に行ってO棟梁とお話しました。私は乾燥によるひび割れかと思っていたのですが、O棟梁の見解では恐らく始めから小さな亀裂が入っていてそれが拡がったのでは?ということです。通常でこのような亀裂が入ることはまずないそうです。紙で養生されていたのが裏目に出て、立てるときに気付かなかったということかなと。ともあれこの段階で気付いたのは不幸中の幸いではありました。他の構造に使われている柱(完成後は見えなくなる柱)は4面に背割りが入っているのでこのような亀裂が入る心配はないそうです。
 交換工事の日程が決まったら連絡が入ることになっていますが、土曜日の午後でもない限り立ち会うことはできないと思います。とにかく棟梁にお任せするしかありません。