2005年12月期(2005/11/9〜12/7)

※11月は曇天一色だった10月から一転して好天に恵まれ発電は好成績でした。この時期としては売却額もそれなりに稼げました。

今期中の機器使用状況は;
 11月15日の長男誕生に伴い11月14日〜12月11日まで一家そろって私の実家で過ごしたので今期は通常の家電機器は殆ど使用していません。

エアコン:使用せず

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
38゜C
40゜C
30%
30%
off

 今期は殆ど家にいなかったにもかかわらず、エコキュートはそのまま放置してしまいました。精神的にドタバタしていたためもあってか、エコキュートのマニュアルに目を通す余裕がありませんでした。実家から家に戻るにあたってエコキュートのタンクのブロー(タンク内部の洗浄を兼ねた水の入れ替え)をするためにマニュアルに目を通した際に初めて長期間使用しない場合の設定が出来ることを知りました。もう少し早く気付いていればもっともっと節電できていただけに残念です。
 約4週間家を留守にするとはいえ、基本的に私は毎日家に立ち寄ることにしていたことや寒さに弱い観葉植物が多数あることもあって留守中は蓄熱率30%、室温設定16度にしてそのまま稼働していました。

 今月期の殆どを私の実家で過ごし家を留守にしていたこともあって自己測定による消費電力量はこれまでで最低になりました。今月期は特殊な状態であるため実生活のデータとしてはあまりあてにならないですが、全く無人の状態でどの程度電力を消費しているのかの目安にはなりました。今後、家族が増えた事で生活形態もかなり変わってくるので、それに伴って光熱費がどの位増加するのか当面様子をみようと思います。
 今月期の燃料費調節単価は32銭/kWhでした。来月期は64銭/kWhとさらに値上げです。


2005年11月期(2005/10/11〜11/8)

※10月は晴れの日がほぼみられず稼働以来最低の発電量でした。売却額や自給電力量もそれを反映しています。11月に入ってからは陽の射す日が続いてはいますが夕方5時には真っ暗で日の短さを実感します。加えて日射しも季節相応に弱くなり、日中快晴でも16〜17kWh/day位の発電量です。昨年同月期の成績も同程度ですから今の時期としてはこんなものなのでしょう。

今期中の機器使用状況は;
 家電機器の使用状況は大きな変化はなかったようですが、ヨメが昼間時間に調理をすることがいつもより多くなってきたので最近消費が増加傾向です。また私もデスクトップのMacを使う時間が最近多いのでそれも反映しているのかもしれません。ちなみに現メインマシンのPowerMacG5の消費電力はエコナビットで見る限り500〜600Wはあるようです。

エアコン:リビングで来客時暖房で使用。2時間程度。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
38゜C
40゜C
30%
30%
off

 日々寒さも強まってきました。エコキュートの方は給湯の温度はそのままですが、浴槽の温度は1゜C上げて40゜Cとしました。
 今年は10月30日から蓄熱暖房機を稼働させました。室温は20〜22゜Cの設定です。昨年は3機とも同時に35%から稼働しましたが、今年はまず1階の2機を30%で稼働しています。昨年の経験から日中に日射しが得られた場合室温が上がりすぎることがあるのと、日射しがあった場合は夜まで室温が保たれることが判りました。この時期は朝方の冷え込みにさえ対応できればよいので、夜まで熱がもつ必要はありません。また幸い11月に入ってからは晴れの日が多いのでこの設定でも放熱しきってしまうことはないようです。2階の暖房機は稼働していませんが今のところ朝の寝起きはさほどつらくありません。

 今月期も自己測定上の消費が多くなりました。10月の天候不良によって売却額はこれまでで最低を記録しましたが、昨年同月期に比べると蓄熱暖房機の設定が低いので収支そのものは2,043円と昨年同月期の1,826円を上回りました。先月期に引き続き1kWhあたり32銭の燃料費調節単価が加算されています。
 来月期も32銭の燃料費調節単価が加算されます。


2005年10月期(2005/9/8〜10/10)

※今年の9月は昨年に比べて天候に恵まれたこともあって月間発電量も良好でした。10月に入ってからは一転して曇り空ばかりとなり、期別でみた場合の発電量の伸びは今ひとつだったようです(最終的には12.5kWh/day)。

今期中の機器使用状況は;
 家電機器の使用状況は特に変わりありませんでした。今期は仕事の上でプリンタ(レーザー)を多用しましたが、それ程大きな影響はなかったようです。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
38゜C
39゜C
off
off
off

 秋も深まってくる中で朝夕に肌寒さを感じるようになってきました。給湯の温度はそのままですが、浴槽の温度は1゜C上げて39゜Cとしました。また、設定は同じでも外気温の低下に伴ってエコキュートの消費電力も増えてきました。

 今月期は昼間時間の消費がやや多かったのと原油価格高騰による燃料費調整単価(32銭/kWh)もあって幾分多い電気料金となりました。ただ10月に入ってペースダウンしたとはいえ発電量はそれなりに稼げたので今期をもって本年の積算額がプラスに転じました。
 来月期も32銭の燃料費調節単価が加算されます。


2005年9月期(2005/8/9〜9/7)

※今期中は台風が来たりとあまり晴れた日が無かったような印象です。しかし発電量でみると今期は406kWh、昨年の同月期が404kWhですからこの時期はこのようなものなのかもしれません。

今期中の機器使用状況は;
 特に変わったことはなく、普段通りの生活でした。新しい洗濯機は相変わらず洗濯に時間がかかっていますが今月の消費量をみると大きな影響は無いように思えます。乾燥機能は使用していません。また8月から電話がBフレッツを用いた「ひかり電話」になりましたが、これは通常の通話にも電力を使います(つまり停電中は通話できません)。ある程度は消費に影響があるかなと思いましたが、もともと我が家は電話の使用頻度がそれ程高くないことや使う電力も小さいようで大きな影響は出ていないようです。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
38゜C
38゜C
off
off
off

 設定は先月期と変えていません。消費電力量も先月期とほぼ同じです。

 今月期は再度2,000円を切る電気料金となりました。先月と比べるとエアコンの使用頻度くらいしか変わったところはないのでそれが差となっているようです。期別で見た場合の1日平均消費電力量は今期は歴代2位の低さですから節電そのものは出来ていると思います。
 最近の世界情勢もあって原油価格高騰が日々報じられていますが、ガソリン価格ばかりでなく当然電気料金にも影響があります。今期の料金票をみると来月期には1kWhあたり32銭の燃料費調整単価が付くことになりました。
 9月も半ばに入ろうとしていますが、この頃は夕方6時には薄暗くなってきており日に日に日が短くなって行くのが実感されます。


2005年8月期(2005/7/8〜8/8)

※今期の前半は梅雨模様で発電量も伸び悩みましたが、7月27日以降はまとまった日射しが得られるようになり先月期よりは遙かにいい数字になりました。

今期中の機器使用状況は;
 今期中にそれまで使っていた洗濯機が故障してしまったためドラム式のものに買い換えました。乾燥機能付きなので衣類乾燥機もお役御免となりました。ドラム式洗濯機は使用する水の量は随分少なくて済むようですが洗濯にかかる時間が若干長いようです。乾燥機能は2、3回の使用でしたが、洗濯にかかる時間が長い分だけ消費電力量は多くなったかもしれません。

エアコン:夜間除湿冷房で4、5回(合計12時間程度?)、来客時日中に数時間冷房で使用。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
38゜C
38゜C
off
off
off

 夏も本番になってきたので浴槽の温度を38度に下げました。この程度では消費電力量に影響は出ないものと思われ、実際料金も今月期も先月期と殆ど同じになっています。

 昨年と比べると今月期はこの時期としては電気料金が多くなってしまいました(ちなみに昨年の同月期電気料金は1,548円)。発電量は遜色ないのでやはり今年は多く電気を消費してしまったようです。省みると今期は昼間料金時間帯のエアコンの使用が幾分多く、またデスクトップのMacを昼間料金時間帯から起動することも多かったように思います。ちなみにPowerMacG5は発熱量はハンパではないのでこの時期に使用していると設置しているカウンター下に熱がこもってしまいます。なので起動中はカウンター下に向けて扇風機を回すようにしているのも一因かもしれません。無駄使いをしているとは思いませんが、気を引き締めていこうと思います。


2005年7月期(2005/6/9〜7/7)

※梅雨入り当初は空梅雨かと思うほど雨がふらず、かといって晴れるわけではなく曇り空ばかりでした。7月に入ってからは一転して雨模様が続いています。いずれにせよここ1ヶ月以上ほとんど晴れの日がなく発電量だけをみると12月並という惨憺たる有様です。

今期中の機器使用状況は;
 天候が天候なだけに衣服の乾燥機が活躍していますが、全体的な消費はむしろ減少しています(前期比)。テレビ・キッチンなどは普段通りの使用状況です。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
38゜C
39゜C
off
off
off

 晴れの日はほとんどないものの、徐々に気温は上昇してきているようです。風呂上がりの汗を抑えるために風呂の温度は39度に下げました。また外気温が上昇しているためかエコキュートの消費電力も減少傾向にあるようです。昨年と違って今年は夜間電力の単価が値上げされているので昨年よりは多少高くなるでしょうが、すでに今期で500円台の給湯費になっています。

 今期から太陽光発電の経済効果を掲載することにしました。この値はあくまで自給自足している電力を昼間の単価で購入したとして算出しているので実際よりは多少多くなります。
 昨年の梅雨は空梅雨で日射もそれなりにありましたから期別でみた発電量は500kWh近くありましたが、今期は真冬並で371kWhに留まっています。昨年と違って今年は先々月期の発電量が期別発電量の1位を記録していますからその分でなんとか取り返せるかなといったところです。発電量は不調でしたが、電気料金自体は歴代2位の安値となりました。


2005年6月期(2005/5/11〜6/8)

※今年の5月は月あたりの発電力量の最高を記録したのを受け、今期も良好な発電力量となりました。6月も上旬が過ぎようとしているこの時点ではまだ梅雨入りこそしていませんが、快晴といえる日は2、3日程度しかありません。しかし時期的に紫外線は最強ですから多少の曇り模様でも結構な発電量が得られるようです。

今期中の機器使用状況は;
 デスクトップマシンがPowerMacG5になり、ディスプレイも大型のものを2枚使うようになりました。G5は消費電力もそれなりに大きいようですが、数値を見る限りではあまり大きな影響はないように思えます。テレビの視聴時間などはとくに変わりはありませんでした。

エアコン:肌寒い日に暖房で使用。2、3日くらい。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
40゜C
off
off
off

 ゴールデンウィーク明けの数日間は肌寒い日が続き、昨年は3日間だけ蓄暖を再稼働させましたが、今年はエアコンで凌ぎました。よって今期はエコキュートのみが稼働しています。75度C沸き上げ設定での過去のデータと比較すると今期は消費電力が多いようですが、これは外気温や水温の差によるものと思われます。

 ゴールデンウィーク明けの肌寒さから天候不順だった去年の5月の再来かと思われましたが、実際には発電力量は非常にいい成績で売却額も1万円の大台を超えてくれました。蓄暖も使用していないので昨年と違って今年はもう今期から月2,000円を切る電気料金になりました。昨年の梅雨はどちらかと言えば空梅雨でしたから6月の発電力量は意外に伸びましたが、基本的に梅雨の時期はそれらしく雨が降った方がいいと思います。今年は5月の成績が良かったので本来の梅雨模様でもトータルでは大きな影響はないものと推測されます。


2005年5月期(2005/4/8〜5/10)

※今期も好天に恵まれ、期別の1日平均発電量は1位タイの16.9kWh/dayとなりました。気候もかなり春らしくなり蓄熱暖房機も役目を終えました。

今期中の機器使用状況は;
 一般家電・電灯の使用状態は特に変わりありませんでした。暖かくはなったとはいえ日によっては肌寒い日もありそうした日はコタツを使用していました。

エアコン:蓄熱暖房機OFF後、肌寒い日は暖房で使用。1日3時間程度で4、5日位。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
40゜C
30%→off
30%→off
30%→off

 暖房の室温設定は20〜22゜Cで前期と変わりありません。暖かくなってきたため4月6日に蓄熱率を40%から30%にダウンしました。その状態でも4月下旬には熱が残るようになり4月28日には3機ともOFFにしました。その後はエアコンで対応することにしていますが、ゴールデンウィーク明けから狙いすましたように太陽がその身を潜め肌寒い日が続くようになりエアコンの出番が増えてしまいました。蓄暖とちがってエアコンはエコノナビットの消費表示にカウントされるので日々のデータのページでの平均消費電力量が増えて見かけ上自給率が低下することになると思います。トータルでみれば蓄暖を使用するよりは遙かに消費は少なくて済むものと思います。

 蓄暖をOFFにしたことで一気に消費が減りました。収支も昨年11月期以来5ヶ月振りにプラスに転じました。昨年の5月は天候が今ひとつでしたが、連休明けの天候を見ていると今年も同じような感じになりそうです。


2005年4月期(2005/3/9〜4/7)

※今期も概ね好天に恵まれたと言えるでしょう。期別の平均発電量も前期を0.3kWh上回る15.1kWh/dayと良好な数字です。日がさらに延びたのを思わせるのは約半年ぶりに夜間帯(早朝)の売却電力が0kWhではなくなったことです。気候もだいぶ春めいて暖かくなり、後述するように暖房の設定も軽くすることができました。

今期中の機器使用状況は;
 ヨメが日中テレビ・DVDをいつもより多く視聴していたようです。他の一般家電・電灯の使用状態は特に変わりありませんでした。テレビの分は自給自足したため今月はその分売却が減少したようです。
 先月に導入した加湿器は今期半ばで今シーズンの役割を終えました。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
41゜C
40%
40%
40%

 暖房の室温設定は20〜22゜Cで前期と変わりありません。季節も春になり、日によっては寒い日もありましたが確実に気候は暖かになってきました。先月期の55%設定で22時頃に本体に触れてみると熱は残っており、蓄熱開始時間になっても蓄熱を開始しないということがあったため今期は思い切って3機とも40%に落としてみました。この設定では22時に本体に触れると暖かさは感じないものの吹き出口からの温風はほのかに温かいといった状態でした。2、3日は冬と変わらない寒い日がありましたがそれでも室温は18度Cは保てましたし、それでも寒く感じるときにははんてんを着れば充分にしのげました。4月6日からは30%に落としています。

 先月に書いたように蓄暖の蓄熱率を40%にして様子をみましたが、結局それでも過ごすことができました。料金をみるとこの蓄熱率のダウンは如実に影響するようです。売却額は先月期とほぼ同じ額だったので収支は4,141円の支出となりました。今月期でちょうど1年が経過し、結果をみるとトータルで+4,136円となり何とか「年間光熱費0円」(正確には4,136円の黒字)を達成することができました。今後もしばらくはこのままデータをとっていきたいと思います。


2005年3月期(2005/2/7〜3/8)

※2月から3月上旬は時折雨やみぞれがありましたが好天に恵まれたと言えるでしょう。発電実績も期別でみれば14.8kWh/dayと夏期と並ぶ数字になりました。ただ、消費は後述する加湿器の導入もあってか幾分増えてしまいました。それでも期別でみた自己測定分(夜間機器を含まない)の自給率は133%と先月期(121%)よりも伸びています。電気料金そのものは先月期と殆ど変わらない2万円弱でしたが、売却額も良好な天候を反映して1万円弱となりトータルでは9,560円のマイナスとなりました。先月期が27日間、今月期が30日間であったことを考えれば消費量そのものは幾分減少してきているものと思われます。

今期中の機器使用状況は;
 テレビなど一般家電・電灯の使用状態は特に変わりありませんでした。
 当地では連日異常乾燥注意報が出されるくらい空気が乾燥しています。我が家の中も同様でひどいときには湿度は20%くらいまで落ち込んでしまいます。オール電化のため屋内で燃焼し水蒸気を発生するものがないためさらに乾燥に拍車がかかってしまうようです。リビングは大きな観葉植物や鉢植えの植物があってまだ良いのですが、家全体にはその影響は及びません。結露とは全く無縁でいられるのですが、少なくとも睡眠中くらいはある程度湿度が欲しいものです。そんな訳で寝室にハイブリッド式加湿器を導入しました。就寝する1時間前くらいから運転を開始し、就寝後はタイマーで4時間ほどで切れるようにしています。これによって一日あたりの消費電力量がおよそ1kWh弱増えたようです。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
41゜C
55〜65%
55〜65%
55%

 暖房の室温設定は20〜22゜Cで前期と変わりありません。好天に恵まれて日によってはとても暖かくなるようになってきました。それにともない蓄暖の蓄熱率を調節しましたが、今月期は基本的にリビングの7kWと1F廊下の4kWを65%で運転していました。日によっては55%に落とすこともありましたが、さすがにこの場合は22時には本体が冷えてしまうことが多かったようです。しかし少なくともこの設定で室温が18度を下回ることはありませんでした。積雪があったときでさえ65%のままにしていましたが、これでも充分快適に過ごせました。今後気候は暖かくなっていくので徐々に蓄熱率は落としていくことになると思われます。

 日によっては春を感じる陽気となってきました。前回もここに書きましたが私達の過ごし方では当地の冬は蓄暖の蓄熱率は最大でも70%で大丈夫のようです(過ごしてみれば結局は70%以上にすることはありませんでした)。電気料金は先月期とほぼ同じ額となりましたが先月期よりは蓄熱率を落としているので1日当たりにすれば幾分安くなっているようです。ここまでの11ヶ月の積算はトータル8,277円まで減少しました。つまり来月期の収支のマイナスがこれ以上になると年間光熱費0円は達成できないということになります。発電量はある程度期待できるとはいえ額にすれば1万円そこそこでしょうから、達成の成否は蓄暖の設定にかかっているということになります。寒の戻りがあるとはいえ春に向かって暖かな日が多くなることを考えれば蓄熱率は40%前後まで落とせるかもしれないので、快適さを失わない程度に蓄熱率のダウンにトライしてみようと思います。


2005年2月期(2005/1/11〜2/6)

※年が明けてからは概ねいいお天気でしたが、今月期に入った1月半ばに曇り空が続いたこともあって一時はハラハラさせられました。しかし終わってみれば1月後半から2月は発電実績も良好で期別でみれば発電量は12.5kWh/dayと上昇傾向にあります。また2月3日からのヨメの帰省に伴って実質2日間無人だったのも手伝ってか自己測定分の消費量は10.4kWh/dayと最低記録を更新しました。夜間電力機器を含まない自給率は121%となりました。今月期も後述するように暖房の消費のために2万円弱の電気料となりました。発電量も良好でしたが、トータルでは11,645円のマイナスとなりました。

 先月期も書きましたが2005年1月からの東北電力のいう「値下げ」ですが、今月期も旧料金設定と比較してみました。(燃料費調整単価は0円で計算しています。)

 2004年12月までの単価で計算:電気料金 18,364円 売却額 7,783円
 2005年1月変更での単価で計算:電気料金 19,152円 売却額 7,507円

 先月期同様、私の所にとっては4.3%の値上げになっています。
この先は全く私の私見になります。東北電力のWebでは時間帯別電灯A(やりくりナイト8)の例を挙げてそれも4%前後の値下げになると主張していましたが(現在は削除)、その例では昼間と夜間の電気の使い方がおよそ現実離れしており全く参考になりません(確か夜間電力の割合が60%ぐらいだったような・・)。同じ東北電力のWebでオール電化住宅の事例を紹介していますが、何れの家でも夏場で60〜70%、冬場では80〜90%夜間電力を使用しています。つまり東北電力側でも実際の使用形態の大まかなデータは把握しているはずで、値下げのところで示したような事例は殆どあり得ないということは解っているはずです。今回の改定では夜間電力の単価は値上げされており、夜間電力多く使うほど改定前よりも電気料金が高くなります。また夜間電力機器割引額は引き下げられているので、恐らく時間帯別電灯契約をしている家庭はほぼ全て値上げになっているはずです。にもかかわらずテレビなどで「値下げ」を大々的に宣伝するのはいかがなものかと思います。

今期中の機器使用状況は;
 テレビなど一般家電・電灯の使用状態は特に変わりありませんでした。まる2日間家が無人になりました。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
41゜C
65〜70%
65%
55〜65%

 暖房の室温設定は20〜22゜Cで前期と変わりありません。蓄熱率は65%をベースにしても日によっては21時頃には本体が冷めてしまうこともありました。また、省エネ運転の設定をやや甘くしたため日中もファンが回ることが多くなったようです。そんなこんなで実際の室温は18〜24゜Cで推移しました。期間中私の実家に2泊ほどしたのですが、築38年の実家は高断熱・高気密とはほど遠い造りで私の寝る部屋に至っては暖房がないので吐く息が白くなりさえします。両親の寝る1Fの部屋は2kWの蓄熱暖房機が入っているのでそれ程冷えないのでしょうが改めて新旧の家の違いを実感してしまいました。やはり我が家は快適のようです(あくまで実家の2F比・・としておきます)。エコキュートは特に設定を変えていません。

 当地なりに寒い日が続いていますが、基本的に底冷えがするような日は殆どないように思われます。それでも暖房の設定はそれなりにしておかなければなりませんが、それでもこの分でいくと蓄熱率を100%にする日は来ないようです。つまり少なくとも我が家の場合蓄熱率はMaxでも70~80%で冬が越せそうな雰囲気です(今のところMax70%)。電気料金は今月もマイナスで積算は17,837円まで減りました。しかし、これから春にかけてはいい陽気が続くことが多いですし発電量も19kWh/dayを記録するなど徐々に伸び始まりましたから、あるいはもしかしたら1年トータルでプラスにできる可能性もあるかもしれません。


2005年1月期(2004/12/8〜2005/1/10)

※12月は晴れの日が多くなりましたが、29日には最近の当地としては極めて珍しく年内の積雪がありました。さすがにこの日は発電量が0kWhとなりましたが、パネル上に積もった雪はその日のうちに落ちたようで翌30日には全くいつも通りの状態に復帰しました。今月の電気料金票をみると昼間の消費電力がいつもよりも多くなっていますが、今期は34日間と長かったことによるもので期間内の1日平均で見れば自己測定分で10.6kWh/dayとこれまでで最小の値になっています。ただし、雪が降る程に寒さが本格化したのに伴い暖房の電力消費も大幅な上昇を見て電気料金そのものは2万円の大台を簡単に超えてしまいました。発電量は天候を反映し良好で売却額は9,000円を超えましたが、全体でみれば12,794円のマイナスとなりました。

 今期途中の2005年1月1日から東北電力は料金を「値下げ」し、電力単価が変更になりました。なので今期は途中で単価や割引額が変更になっているので日割りで料金が計算されています。東北電力のアナウンスでは平均して4%前後の値下げ幅になるといっています。試しにうちの契約している「時間帯別電灯B」(やりくりナイト10)で今期の消費電力量・発電電力量が変更前後でどうなるかをを計算してみました(燃料費調整単価は0円で計算しています)。
 2004年12月31日までの単価で計算:電気料金 20,685円 売却額 9,070円
 2005年01月01日変更の単価で計算:電気料金 21,497円 売却額 8,748円
このように結果は我が家にとっては明らかに「値上げ」となっていますし、余剰電力の売却額に至っては安くなってしまっています。数字だけみると目立たないようにオール電化の優遇措置を縮小しつつあるようにさえ思えます。
 今月の燃料費調整単価40銭/kWhでした。

今期中の機器使用状況は;
 テレビなど一般家電・電灯の使用状態は特に変わりありませんでした。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
41゜C
55〜70%
55〜70%
55〜70%

 暖房の室温設定は20〜22゜Cで前期と変わりありません。蓄熱率はベースを55%に上げました。あとは翌日の天気予報に応じて暖かくなりそうなときは55〜60%、寒くなりそうなときは70%といった具合に蓄熱率を変更してみました。ただ年明けぐらいからは55%では夕方には放熱し終えてしまうことが多くなり、65%がベースになりつつあります。こうした暖房の設定では、家の中は「ポカポカ暖かい」という感じはあまりないのですが結局トレーナー1枚で過ごせます。数字でみると外がどんなに冷え込んでも室温は18度以下になることはなく、概ね20度前後には保たれているようです。エコキュートの沸き上げ温度は雪の降った29日以後の3日間は90度に上げましたが、その後75度に戻しています。また29日以降は浴槽の温度を41度に上げました。

 寒さが本格化して暖房機の消費電力が極めて多くなってきました。冬至を越えて日が長くなるのと晴れの日が多くなるのとで発電量も伸びつつありますが、消費の伸びはそれを遙かに上回っています。今回の電気料金の改定では夜間電力の単価は値上げになっているので我が家のように夜間に電力を多量に消費する家庭にとっては決して「値下げ」にはなっていません。今期の料金で積算額は29,482円まで減少しました。3月中旬頃までは寒さが続くので単純計算ではあと2ヶ月で3万円前後のマイナスが見込まれます。今後の過ごし方にもよるのでしょうが、なんとか「年間光熱費0円」の達成は出来そうな雰囲気です。


2004年12月期(2004/11/9〜12/7)

※11月後半は晴れの穏やかな日が多くなりました。ただ、季節柄一日発電量は15〜16kWhといったところです。それでも暦月・検針期いずれもが自給率100%を切った先月に比べればマシな結果となりました。(11月の暦月で100%、検針期で102%)
 先月期半ばより蓄熱暖房機が稼働し始め、今期はフルで3機とも稼働しています。その電力消費はやはりすさまじく今回初めて収支がマイナスになりました。エコノナビットでの消費電力量は変わりなく(一日当たりではむしろ少し少なくなっています)、またエコキュートの設定も変えていませんから、暖房費は約7,000円/月といったところでしょうか。灯油とのコストを比較したくなるのですが、今年は灯油は高騰していますし、灯油で24時間全館暖房とした場合では比較しづらいかなとも考えます。おそらくは高くなっているのでしょうが屋内の空気がキレイだし給油の手間もないということでよしとします。(灯油でもFF式ならば屋内の空気はキレイですが)
 今月も燃料費調整単価は23銭/kWhでした。

今期中の機器使用状況は;
 テレビは前期と変わりなく、夜に1〜2時間程度でした(昼間のヨメによる使用時間も変わりないようです)。他の家電も普段と使用状況は変わりないようです。衣類の乾燥機は天候の回復もあってあまり使われませんでした。また、掘り炬燵も殆ど電源を入れることなく過ごしています。

エアコン:使用せず。

夜間機器;

エコキュート
電気蓄熱式暖房機蓄熱率
沸き上げ温度 給湯温度 浴槽温度

7kW 4kW 4kW(2F)
75゜C
40゜C
40゜C
40%
40%
40%

 暖房の室温設定は20〜22゜Cで前期と変わりありません。晴れた日は日射が入るため場合によっては室内が28゜Cまで暖まってしまうこともありました。そのような場合、蓄暖はファンは回らないのですがそれ自体が発熱しているのでコントロールがしづらいようです。ヨメは時には窓を開けることもあったようです。蓄暖のマニュアルによれば、春や秋のわずかな暖房が必要な時期は蓄熱率40%、初冬などの比較的寒さの厳しくない時期は70%、真冬など昼夜を通じて暖房する時期は100%にするとなっています。今期はどちらかといえば「わずかな暖房が必要な時期」だったかなということで40%の設定で問題はなかったようです。とはいっても日によっては22時頃には蓄熱量が無くなりかけたこともありましたが。今後どんどん寒さが本格化していく中で蓄熱率をどのように上げていくかは殆ど手探りになりそうです。また、エコキュートの沸き上げ温度を90゜Cに戻す時期も決めねばなりませんが、とりあえずいけるところまでは75゜Cでいくつもりです。

 電気料金の収支がマイナスになる時期となりました。これまでの貯金は約44,000円でしたが、これからのマイナス時期でどれだけこれを食いつぶすかが見物です。発電量は冬至(12月21日)までは減る一方で、消費は気温低下にともなって増える一方ですから恐らく3〜4ヶ月くらいで貯金を使い果たすものと思われますが、正直なところは全く見当がつきません。最終的に光熱費0円となってくれればよいのですが。


2004年11月期(2004/10/8〜11/8)

※相次ぐ台風襲来を始めとした天候不順は3ヶ月にわたり猛暑で日差しの強かった夏に比べ今年の秋は本当にひどいお天気でした。暦月でみても検針期でみてもエコノナビット上の自給率が100%を切る事態となってしまいました。暖房機の稼働に伴い夜間電力の使用量が増えたので電気料はかなり増えました。また暖房機のファンの分だけ日中の消費電力も増加しています。エコキュートの設定は変えていないのでその電気料を月550円ぐらいと考えると今期の暖房機の電力料金は2,500円位になるようです。今期は稼働した日数が15日なので月当たりの数字は来期を待つ必要がありそうです。
 11月に入ってからは晴れの日がちょこちょことみられるようになってきましたが、さすがにこの季節になると日射しも弱くなるのと日が短くなるのとで雲一つない快晴の日でも一日の発電量は16〜17kWhに留まるようです。
 今月も燃料費調節単価、23銭/kWhが加算されました。

今期中の機器使用状況は;
 このところのテレビ番組は本当につまらないものばかりで、あまりテレビが点いている時間は長くありませんでした。その他洗濯機や乾燥機は普段と変わりなく使用していましたが、やはり天候不良のためもあってか乾燥機の稼働時間は幾分長かったかもしれません。また掘り炬燵も冬モードにしてヒーターマットも敷きましたがこれは殆ど通電することなく過ごせました。

 
エアコン:使用せず。

 夜間機器;
 エコキュート:沸き上げ温度75度Cのまま。先月期同様給湯温度40度C、浴槽の温度も40度Cのままで使用しました。
 電気蓄熱式暖房機:予定では12月期から使用するつもりでしたが、10月下旬になって思いの外肌寒くなったため10月26日から稼働しました。7kW、4kW、4kWの3機の何れも稼働し、室温設定は20〜22度C、蓄熱率は始めの3日間は30%で慣らして以後は35%としています。またファンの運転は日中と夜間を停止するようにセットしました。特に晴れた日の日中は日射しが入ってかなり温かいので蓄暖からの放熱は殆ど不要のようです。蓄暖の制御ロジックは説明書を見る限りでは思ったより賢いようなので蓄めた熱を極力無駄にならないようにしてくれるようです。

 とうとう蓄暖が稼働し始めました。まだ寒さは本格化していないとはいえ日によってはだいぶ肌寒いこともあるのですが、そうした日に家に帰ると本当に家中がほんのりと暖かいのには感動します。また暖かいとはいっても換気システムが効いているためか空気の澱んだ感じも全くなく、この調子ならば本格的な冬を迎えても快適に過ごせるのではないかと期待できます。


2004年10月期(2004/9/8〜10/7)

※先月期から続く天候不良で発電量は伸び悩みが続いています。今月はやや増えて2,000円を超えました。
 このところの原油価格の上昇をうけて今月は燃料費調節単価、23銭/kWhが加算されました。要するに値上げです。これは昼間・夜間電力を問わずに1kWhあたりで加算されます。これは太陽光発電による売却単価にも適用されます。来月も23銭の調節単価が加算されるようです。

今期中の機器使用状況は;
 テレビは番組にあまり観るものがなかったのですが、その分サラウンドシステムをフル稼働してDVDを観まくりました。直接のきっかけは「スターウォーズ 旧三部作」のDVDボックスの購入です。それを皮切りにもともと持っていた映画のDVDを連日鑑賞していました。なのでオーディオシステムの分だけテレビだけを観るよりも余計に電力を消費してしまいました。その他では天候不順の影響で洗濯物がなかなか外に干せず、乾燥機の稼働率が多くなりました。

 
エアコン:ほぼ使用せず。

 夜間機器:エコキュートのみ。沸き上げ温度はまだ75度Cのままです。蛇口からの給湯温度は40度Cで変わらないのですが、9月後半からは気温が下がってきたこともあり浴槽に張るお湯の温度を39度Cから40度Cにアップしました。このことによるか、あるいは外気温の低下によるものかは判りませんが先月に比べると消費電力は先月期比で13kWh増の85kWhとなり料金は510円となりました(先月は432円)。今後はさらに寒くなっていくので来期は沸き上げ温度を90度Cに戻すことになるでしょうし、蓄熱暖房機も稼働を始めるので夜間機器の消費電力は飛躍的に増えるでしょう。

DVD鑑賞をしていたとはいえ今月期は総じて省エネできたようです。総消費電力は416kWhと先月期の424kWhを8kWh下回りました。にもかかわらず電気料金が増えているのは天候不順で太陽光発電による自給分が減少してしまったことと、料金の値上げ(燃料費調節単価)によるものです。なので太陽光発電無しでみれば先月期よりは料金が安くなっています(先月4,819円→今月4,651円)。


2004年9月期(2004/8/9〜9/7)

※先月に引き続き1,000円台半ばの電気料金でした。
 8月中旬以降度重なる台風の接近などで天候が思わしくなく発電量は非常に伸び悩みました。期間中の発電量は前期よりも121kWhも少なくなって、これ以下はない天候不順と思っていた6月期(420kWh)をさらに下回りこれまでで最低の404kWh記録しました。売却額もこれまでで最低となっています。
 9月も前半は天候が思わしくないようです。秋の長雨も控えていますしちょっと心配です。

今期中の機器使用状況は;
 オリンピックのためテレビが点いていた時間がかなり長かったのと、夜更かしに伴い照明もいつもよりは多く点いていました。その他ではヨメが麦茶をインスタントのパックではなく煮出して作ることにしたので毎日その分IHヒータが多く稼働しています。他の調理・掃除・洗濯は通常通りでした。

 
エアコン:夜間に除湿モードで4〜6時間タイマー運転。これを4日くらい。日中は全く使用せず。

 夜間機器:エコキュートのみで、先月期と同様に沸き上げ温度は75度C。今期は湯張りをせずシャワーだけという日が7日くらいありました。全体的には使用したお湯の量は少なかったはずですが(実際水道料金が幾分安かった)、消費電力は先月比で3kWhしか減りませんでした。沸き上げるお湯の量はエコキュートが使用状況に応じて自動的に決めるのですが、使用量のモニタリングはどうやら1週間単位で行っているようなので多少の変動は沸き上げ量にはあまり影響しないのかもしれません。とはいえ給湯費が432円/月は充分安いですが。

 今月期はオリンピックで夜更かししてしまったことや上記のように連日麦茶の煮出しをしていたことから消費が増えているのではないかと予想していたのですが、改めてデータを見てみると予想に反して総消費量自体は先月期と同じ424kWhとなりました。それでも幾分電気料金が増えたのは天候不順で自給分の電力量が減少したためと思われます。