引き渡し
2004年4月11日
す
2003年11月10日の着工から正味5ヶ月、この日を迎えました。経ってみればあっという間のような気もしますが一方ではやっとこさ、という思いもありました。引っ越しは4月17日なのですが、引き渡し直後から自分たちで運べる物は運んでおこうという魂胆と新居で使う予定の生活雑貨などの買い出しをしようという魂胆とで朝9時の引き渡しとなりました。
ヨメの車を「貨物車モード」にして(別名:携帯空間化)とりあえず運べる物を満載して新居に向かいました。そこでは営業Sさん、工事担当SKさん他1名がすでに到着して引き渡しの準備が整っていました。引き渡しは和室でするのかと思ったらリビングに赤いフェルトのような布が敷かれ座布団が2つ並んでいました。ヨメと並んで座れば気分はひな人形です(にしてはトウがたちすぎ)。
鍵受け渡しの儀。・・というほど厳かなものでは全くないのですが一応引き渡しを象徴するものらしいので営業Sさんに協力してもらって撮りました(笑)。
鍵の引き渡しに先立っては竣工検査の時の指摘カ所が修正されているかどうかのチェックや設備の使い方の説明がありました。大きな物はエコキュートと電気蓄熱暖房機ですが、これらは使い方に慣れるにはちょっと時間がかかりそうです。また前回の指摘カ所のうち、洗濯機用の水栓が未だ専用の物に取り替えられていませんでした。また書斎からリビングへの電話の送り配線の書斎側のモジュラージャックがまだ付いていませんでした。引っ越しまでには対処するのとのことでした。
チェックのあと保証書の内容の大まかな説明と家中の機器の取扱説明書をまとめた分厚いファイルの説明があって鍵の引き渡しです。錠本体を取り替えるのかと思ったら鍵自体に細工がしてあって、鍵についているスイッチのような物を独特な器具(プラスチック製)でひねるだけで工事中用の鍵から正式な鍵へと切り替わる仕組みになっていました。ひねったスイッチはもとに戻せないようになっているのでこれで工事中用の鍵は使えなくなりました。せっかくなので工事中用の鍵もいただくことにしました。これで自由に家の出入りができます。当たり前のことなのですがやはり嬉しく、家そのものがまた別なものに見えました。
頂点と裏側が切れていますが全体像です。敷地の関係から正面像が撮れないのが残念ではあります。
引き渡しを無事迎え、念願の自分の家を手に入れることができました。しかしSさんの言葉を借りれば家は住んでからがむしろ本番です。この日は一つの区切りではありますが、むしろこれからがSさんはじめメーカーとの真剣勝負のおつきあいの始まりともいえます。・・ので、なお一層よろしくお願いします>東日本ハウスさん。
天井へのブラケットの取り付けではまず木ネジの下孔に専用の細いドリルで小さい孔を穿ちます。天井の石膏ボードの厚さは約10mmでスピーカー配線を中心に20cm前後は下地の板が取り付けられているはずでした。左リアを取り付けるときには下孔用ドリルを使った際に10mm前後で下地の抵抗を感じたのですが、右リアでは10mmでスカッと抜けてしまいます。1本目を穿ったときに「?」と思いながらとりあえず次の所も穿ってみたのですがやはり抜けてしまいます。どうやらここには下地の板がないようです。下地を探す器具も買ってきていたので確かめてみたのですがケーブルの周囲には全く手応えがありませんでした。午前中に引き渡しが終了したばかりですが早速メーカーに連絡です。程なくSKさんが来て調べたところスピーカー配線を出す位置が天井板を貼る格子の一つ分外側にずれていることが判りました。クロスの貼り直しも伴う手直しが必要な状態ですが今週中には何とか直して、ブラケットの取り付けもしてくれるそうです。やっぱり油断大敵だなと思った今日この頃です。