入居後6ヶ月

2004年8月23日

市役所税務調査

 この日、市役所の調査が入りました。いわば我が家を値踏みに来たわけです。平日の午後だったのでヨメが役人さんと対峙しました。Webをみると担当する役人さんによってかかる時間に差があるようですが我が家は約1時間くらいで終わったので割とあっさりした役人さんだったようです。
 市町村によって多少異なることもあるのでしょうがこの調査では「固定資産」なので家そのもののが評価対象になります。なので作りつけの物は全て対象になってしまいます。ですから例えば浴室はユニットバスだとあまり高い査定にはならないそうです。上記のようにあっさり終わった我が家ですがそれでも役人さん(恐らく20代後半くらいとのこと)は家の図面と見比べながら一応家の隅々まで確認していきました。
 うちで問題になったのは太陽光発電システムでした。引き渡しの時点からあるものですからあるいは査定対象になるかも・・と懸念していましたが、結果を先に言えばどうやらそれは回避できたようです。それにはヨメと役人さんのバトルがあったようです。当初役人さんは私が懸念したように引き渡し時にはあったものなので査定対象に入れるようなことを言っていたのですが、それに対しヨメが「市の補助金も締め切られてもらってないし、環境にもいいからと自腹切っているのに?」と詰めより、またパネルが瓦屋根に後付けする形になっているのを役人さんに確認させ、「家の作りつけではないので査定対象にならないのでは?」とトドメをさしたところ査定から外すことになったとのことでした。本来は査定基準があるはずですが、当市ではまだこの辺りが決まってないのかもしれません。だた、私見を言えばこうしたシステムを課税対象にすると普及の妨げにしかならないのでは?と思います。ともあれ無事に査定は終わりましたが、どの程度の額になるのかはまだ判りません。

2004年10月23日

6ヶ月点検

 早いもので入居して半年が過ぎ6ヶ月点検の時期がきました。3ヶ月点検のときと同様に点検の日取りは土曜日にしてもらいました。

3ヶ月点検時の指摘事項は以下の2点でした。
●ガーデンパン近くの雨水升のかさ上げ
 これは数日後に業者が来て升の高さを上げる作業をして高くしていきました。その後は幾分水のたまりが減ったようです。

●駐車場のチェーンポールの出し入れがしづらい
 これも業者が何某かの作業をしていってしばらくはスムーズに出し入れができるようになっていました。

 今回の点検は営業Sさんも立ち会いましたが、メンテナンス専門(ホームサービス課という部署の所属のようです)のKさんという50代くらいの人がメインで行われました。点検項目は3ヶ月点検のそれと同じでした。このKさんの点検は非常に細かく行われました。ポーチのタイルなどは全て叩いて調べ、床も鳴りがないかを足で踏みながら確認し、1階廊下からリビングに貼ってある腰板も全て叩いていました。非常に丁寧でいいのですが年齢もあるのでしょうか職人気質のため網戸の汚れなどもチェックの対象となり、ヨメなどは殆ど「指導」されていました。その様はテレビドラマで昔よく出てきた障子の桟を指でこすって埃をチェックする姑に近い物があるかもしれません。ともあれ、細かいチェックも無事クリアして家自体には何ら問題は見つかりませんでした。また、以前は6ヶ月点検時に行うと言われていた24時間換気システムのフィルターのメンテナンスは1年点検時に行うことになりました。Kさんの話では6ヶ月ではさほど汚れないそうです。

 今回の点検で問題になったのは、またしても駐車場のチェーンポールでした。前回調整してから1ヶ月程度は出し入れもスムーズだったのですが、全7本あるうちの1本だけがどうしても出し入れが非常にしづらいのです。ポールは地中に埋められた外筒に収納されるようになっていますが、この外筒には当然雨水が溜まってしまいます。なので地中に排水するようにできているのですが、他のポールを収納するときに外筒との隙間から吹き出してくる雨水が透明なのに対し問題のポールは泥水なのです。原因は判らないのですがともかく周囲の土が外筒の中に逆流してきていることだけは間違いないようです。引き渡しの時から状態が変わらないので今回はポールの外筒周りのコンクリートを切り崩して根本的な対策を施す必要があるとの判断になりました。

●駐車場チェーンポール


チェーンポールを外筒に収納した状態です。写真のポールは正常のものです。

上のポールを出した状態です。ポールの中には鎖が入っていてそれを引き出して隣のポールに繋ぐようになっています。
 これを上の写真のように外筒に収納するときにポールと外筒の隙間から外筒に溜まっている雨水が噴き出してきます。

7本のうちの5本です。写真で真ん中のポールが問題のポールでした。これは修理後の写真です。

問題のポールの修理後の写真です。
周囲のコンクリートを切り崩して外筒周囲の処理を行いました。崩したコンクリートは周囲との境界が出来てしまい見た目にどうか、ということになり写真のように割石を敷いて飾ることになりました。この割石は門扉や玄関に至るアプローチに敷かれているのと同じものです。

●入居後6ヶ月


家自体には大きな変化はありません。
秋も深まり、また10月の天候不順も手伝って肌寒くなってきたので少し早めに堀り炬燵を冬モードにしました。今のところはヒーターを入れずとも済んでいます。

11月現在の書斎カウンターです。
 前のアパートでずっと眠らせていた前メインマシンのPowerMacintosh7600改を復帰させました。この旧型マシンをG4化しMacOS Xを走らせようと画策していたのですが動作が安定せず結局はOS 9マシンとしています。Soler...のコーナーで発電量のグラフを作るアプリはOS X版がないので専らこのマシンで作成しています。また、自分用に13inchの液晶テレビも入れました。


 入居して半年が過ぎました。春・夏を過ごした訳ですが、これまでのところはとても快適に過ごせたと思います。夏もエアコンの世話になることは極めて少なくて済みました。10月下旬に入りだいぶ肌寒くなってきたため10月26日からは蓄熱暖房を稼働させました。慣らしを兼ねて蓄熱率は30%と低くしているのですが、晴れた日の日中はリビングを始めとして日差しが入りそれだけでかなり暖められるので暖房機のファンが回ることは殆どないようです。夜も温度が変わらず家中がほんのりとした暖かさになっているので極めて快適です。蓄熱暖房機に対しては少し不安もありましたが、この様子だと本格的な冬を迎えても大丈夫そうです。