洪水事件

2004年5月25日
 この日の夜ヨメは洗濯機の洗浄をしていました。洗濯槽の洗浄に限らず洗濯機は給排水を繰り返すものですが、その最中何気なしに私が飲み物を取りにキッチンにいくと床が水浸しになっているではありませんか。みると「洪水」はキッチン隣の小納戸を通りこして洗面所から続いていました。あわてて洗面所に行くと洗濯機の下面から洗剤混じりの排水が続々流出してきます。とにもかくにも洗濯機の電源を落とし、水道の蛇口を閉めて洗濯機の下を覗くと洗濯槽の排水口とそれに繋がる排水パイプの接続が外れて排水が床に垂れ流しになっていることが判りました。

我が家の洗面所

1階間取りと浸水(?)範囲(青色部分)

 我が家の場合、写真をみると判るように洗濯機はパンを介さずに直接床に置くようになっています。排水口は床に直接開口していてその位置は洗濯機の下に隠れるようにな所にあります。なので洗濯機を設置する時にはまず排水ホースを床の排水口に接続してから洗濯機をその上にかぶせるような形になります。今回のことは恐らく設置の際に洗濯機下面に隠れる排水ホースに何処かで無理な力がかった状態で使用し続け洗濯機本体との接続が外れてしまったものと思われます。普段から私達は部屋という部屋のドアは開けっ放しで生活しているので上の図の様にかなり広範囲に浸水してしまいました。洗濯機パンの上であれば今回のような洪水にはならなかったのでしょうが、洗濯機スペース自体あまり広くないのでパンを置くことでさらに狭くなり今後設置できる洗濯機が限られてしまうことと現状で見た目にはすっきり見えるので一長一短というところでしょうか。

 ともあれあふれ出した水を洗面所に集めて浴室に流し、残った水気を2人で大汗かきつつ拭き取りました。また、外れたホースを繋ぎ直すにも一旦乾燥機を外して下ろし洗濯機をずらさねばならず結構な手間がかかりました。図らずも今回のことで我が家は全く傾きがないこと(メーカーに怒られそうですが)と、バリアフリーということはあふれ出した水にとってもバリアフリーだと言うことが判りました。洗面所は防水のクッションフロアだからまだいいのですが、納戸・キッチン・廊下はフローリングですからたまったものではありません。またあふれ出した水には洗剤が含まれていましたからワックスへの影響も心配です。
 6月のある日別件でメーカーと連絡を取った際にこの件を営業Sさんに話したところ、6ヶ月点検の際に行う予定だった床のメンテナンス指導(ワックス塗り方など)を前倒しで行うことになりました。それまでのつなぎとしてヨメは浸水した範囲に市販のワックスを塗布していました。

 7月4日に営業Sさん、工事担当SKさんと職人さんとおぼしき中年の男性が来訪しヨメが床のワックスがけの仕方の指導をうけました。とりあえず浸水した範囲のワックスをかけ直してもらったのですが、その際にメーカーでは自社ブランドのワックスを持参して置いていきました。

東日本ハウスブランドのワックス!

 このワックス、裏を見るとヨメが先に購入した市販のワックスと同じメーカー(リンレイ)が製造元になっていて、ヨメが職人の男性に違いを訊いたそうですが、「専用のものだから(市販のものとは)違う」との答えだったそうです。成分も水性、樹脂(アクリル樹脂)で同じ、使用量も含めて使用方法も同じなのですが・・まあ仕上がり具合は確かに市販の物よりも光沢がいいようですから微妙〜に違うのかもしれません。また、このワックスに関しては今のところ請求がきていないのでメンテナンスプログラムに含まれているのかもしれません。2リットルで120畳分使えるそうなのでしばらくは持ちそうです。