基礎工事その2

2003年11月23日
 連休中日のこの日は1泊で温泉旅行に行く予定でした。現場に寄ってから旅行に出発です。

なんと、既に基礎の型枠が設置されて配筋工事がおおかた終わっていました。
 

手前を見ると基礎の底部が露出しており、本当に根切りしたのか?と思ってしまうほどでしたが、反対側をみると約30cm掘ってありました。思いの外傾斜があったようです。



和室側から撮りました。
 手前が和室。玄関ホールに続く廊下の位置が判ります。

家の裏側です。配管の養生もしっかりしています。

奥から間口に向かって撮りました。
 手前の土の部分はウッドデッキになる予定のところです。ここにもコンクリートが打設されますが、裏側のエコキュート設置部分同様現段階では工事されないようです。

基礎立ち上がり部分です。
 鉄筋格子のピッチは20cmでした。写真中央にあるスペーサーは一辺6cmで基準通り、その置かれるピッチも充分だったようです(素人目ですが)。


2003年11月24日
 旅行からの帰り道寄ってみると外側の型枠だけでなく内枠が設置されていました。休日でも作業していたようです。

内側の型枠が入っていました。
 外側の枠より15cm程度高くなっています。

奥のブロック塀脇の少し高い所から。
 手前がキッチン、茶の間になります。内枠の上がり具合が判ります。



枠部分のアップです。配筋にアンカーボルトがくくりつけられています。
 当然コンクリートが打設される際にきちんとした位置に固定されるでしょう。ボルトの配置ピッチは2mくらいでした。



リビングの出窓の部分です。

玄関のポーチです。写真手前にあるのがドレーンスペースを兼ねた柱になります。

2003年11月25日
 この日はメーカーによる配筋検査があるというので昼休みにちょっとだけ抜けて立ち会いました。降りしきる雨の中で基礎工事についての説明を聞いてから今日の検査でどのようなところを見るかが工事担当のSKさんから説明されました。

 私はベタ基礎ではベースコンクリートを打ってから基礎の立ち上がりコンクリートを打つ2回打ちと思っていたのですがこの日の説明でコンクリートは1回で全てを打ってしまうとのことでした。なんでも以前は2回打ちしていたのが、近年は新しい型枠ができたことで1回打ちが可能になったとのことです(だから内枠が高くなっていたわけですね)。これならばコンクリートの継ぎ目が無く強度も上がりますし1日で打設が終わるのでその分養生期間が長くとれます。以前私はスケジュールを見てコンクリートの養生期間についてちゃんと確保できるのかを質したことがあった(2回打ちだと思っていたので)のを気にしてか、この時期の養生期間の標準は4日間のところを1週間養生する予定だそうです。それでも充分12月6日の上棟には間に合うことが説明されました。なんといっても何より大事な基礎ですから1日でも養生期間が長い方がいいですし1回打ちと聞いてだいぶ安心しました。あとは養生期間中のお天気が心配です。少し小雨でもぱらついてくれるといいなと。